以前から気になっていたフォースナーのコムフィットを遅ればせながら入手し、1969年製のOMEGAコンステレーションCラインに装着しました。入手したコムフィットはワイド・レギュラー・ホーンエンドです。
このコンステにはこれまで19mmのラグ幅に18mmのフェニックス製G10ストラップJBを装着していました(これはこれでとても良いのです)が今回はコムフィットに換装し結果として大正解だったと思います。
渋いビンテージの雰囲気が増しとても気に入りました。
マットで多少傷が見られるケース本体と鏡面仕上げのエンドピースにメッシュブレスの質感バランス、各パーツが光を反射した時の見栄え、Cラインのケースにホーンエンドの形状組み合わせなど、なんとも言えない絶妙な雰囲気が気に入っています。
本体とブレスの重量バランスがとても良く快適かつ素直に手首の甲に載る装着感も良いと思います。
G10ストラップと比較しコンテレーションの裏蓋に描かれる天文台のレリーフが隠されてしまわないのも良い点の一つです。
60年代70年代のNASA宇宙開発計画の風景に登場する歴史的なブレスレットであり、造詣深いマニアの方の厳しい評価もあると思いますが、オリジナルの再現を意識された造りやデザインで現代の実使用も配慮して復刻されたのは流石だと思います。当時の雰囲気や良い意味でのチープ感、ライト感までもが再現されていると思います。
装着脱着について、コツが必要、難しいとのコメントも見かけますが、私は問題や不具合は特に感じませんでした。
おそらく脱着部分の造りや構造がどうなっているのかをユーザー側が理解と認識することに鍵があると思います。
新旧問わずいろんな腕時計に旧くて新しいデザインに手軽にカスタマイズできるブレスだと思います。フォースナーの他のラインナップにも興味が湧いています。